まるの日記

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MARU

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(Masato Hirose)

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    202106/09

    浜経田の渡り廊下でつなぐ平屋建てのおうち

    まるの日記 施工レポート

    イメージ図です。

    夫婦+子ども1人の小さな平屋建てです。

    後ろには親家があり、渡り廊下で行き来できるように計画致しました。

    建築模型でも検討します。

    ドローン映像。

     

    後ろから見てみる。

    とういわけで。

    親家のおばあちゃんのお部屋が2部屋続きなので、その1部屋を解体します。

    第3者の検査員が来て基礎工事の、鉄筋の数などを検査をして頂きます。

    その後コンクリートを流し込んで、基礎工事の完成。

    上棟風景です。

    仲間の大工さんに手伝って頂き、骨組みを組んでいきます。

    イエイ。

    すごく重たい、白いボードを外壁面に貼っていきます。

     

    天井はこのまま構造材の表しで、自然塗料を塗って仕上がりです。

    壁には

    高性能の断熱材をはめ込んで行きます。

    天井裏にも

    36㎝位の厚みの断熱材を敷き込みます。

    外では、外壁を取り付けるための細い木が打ち付けられています。

     

    杉の赤身の板を、ひし形に加工します。

    外壁の一部が木製なので、虫が入らないように網を貼って、スノコ状にひし形の板を取り付けます。

    ファサードラタンと言って、

    木が雨で濡れても水はけと、通気性を良くしてあるので、腐りにくい構造となっています。

    万が一、一部が腐っても簡単に交換が可能です。

    内部では、間仕切り工事や電気配線が行われています。

    シューズクロークや脱衣室やクローゼットやランドリー室に、室内用の白い板を貼っています。

    洗面化粧台は、ある程度作業場で作って、現場で取り付けます。

    作業場では、キッチンのカウンターを仮組しています。

    それを現場に持っていき、取り付けます。

    また、

    作業場で室内建具を作っていきます。

    後ろの大きい機械は、長さ3mの板を正確に直角に切る機械です。

    これを使いながら、好きな形の家具や建具を作っていきます。

    大工さんでこんな機械持ってる方は、なかなかいないです。

    また、

    この機械を使って建具などの板にボンドを塗って

    ものすごいチカラで

    プレスして貼り合わせます。

    この後、自然塗料を塗って、ガラスや取手や金具を取り付けます。

    玄関建具の骨組みです。

    その後、本物の木の板を貼ります。

    完成写真です。

    白い塗り壁木部の塗装は、

    コストダウンとお家づくりの思い出作りの為に、お客様が塗られました。

     

    行き止まりが無い、どのお部屋からでも、

    ぐるぐる回れるように設計致しました。

    本物の木でおうちを作っているので、

    年数が増えるたびに素材が落ち着いてきて、

    素敵な感じになると思います。

    外壁の木の部分も、今は明るい感じですが、

    年月が経てば、

    落ち着いた色に変化していきます。

    オリジナル玄関の木製建具も、いい感じです。

    今回も素敵な感じになりました。

    これからの経年変化が楽しみです。

     

    建築面積:102.68㎡(31.06坪)

    UA値=3.6(W/㎡K)

     

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