まるの日記

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MARU

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(Masato Hirose)

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    202501/07

    bakery&cafe KARVAN

    まるの日記 施工レポート

    ベーカリー&カフェ カールヴァーン様の

    魚津市に移転のため、

    以前は、鉄骨造の農業用の倉庫だった1階を

    リフォームしました。

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    店内は、品が漂い

    優しく包まれるような、温もりのある空間へ仕上がりました。

     

    お客様が座るスペースは、

    ゆっくりと

    くつろげる広さを確保しました。

    約18名様が座る事が可能です。

     

    間仕切りのパーテーションの引き戸があり、

    それを閉じると個室としても利用することが可能です。

    店内の窓からは、立山連峰が見ることができ、

    四季の移り変わりを楽しめます。

     

     

    販売してるパン、マフィン、焼き菓子、スープは全てグルテンフリーとなっています。

    コーヒーは、100%ナチュラルなエチオピアの野生のコーヒーです。

    お店の雰囲気に合わせたオーダーメイドのガラスショーケースも素敵です。

     

     

    外見は、真っ白の壁に赤色のドアとしました。

     

    お店がお休みの時は、もともとあった大きなシャッターが降ろされていますので、お店があるとは思わないと感じるでしょう。

     

    ↓ここからは、施工レポートです。

    ******************

    改修前の写真です。

    鉄骨の造りで、その中に間仕切り壁の位置や

    配管のルートの線を

    図面通りに床に書いていきます。

    天井の下地、壁の下地が出来上がって来ます。

    工事前に材木屋さんへ行って、今回使う木材を選んできました。

    今回は、タモ材と言う高級木材を使用しました。

    ドア枠、建具、家具、カウンターなど、手に触れる所に使用します。

    お店の顔となる、玄関ドアの図面を想像しながら描きます。

    作業場にて、大型機械を使って

    あらゆる部品の加工をして行きます。

    部品が完成すると、それらを組み立てて形として行きます。

    玄関のドアが完成いたしました。

    続いては、収納家具の製作です。

    その扉をたくさん造りました。

    収納家具の箱が出来上がります。

    作業場で塗装を塗ります。

    現場へ持って行き、組み立てて完成です。

    余った木材で、ガラスショーケースを造りました。

    照明器具の選定や、配線の通す場所、金具の選定、

    ガラスの入れ方を考えながら

    図面を描いて

    扉やカウンターなどで余った材料を使っているので、

    違和感が全く無く

    空間にピッタリ馴染んでいます。

    思っていた通り

    素敵なガラスショーケースになりました。

    続いては、4人掛けのテーブルの作成です。

    木に穴を空けて、そこにはめ込んで強度を上げています。

    組み立てて、塗装すると完成です。

    4枚の建具で出来ているパーテーションです。

    右側の建具は、お手洗いへ行くための建具です。

    右左と建具を動かせば

    使い方は、5パターンほどあります。

    個室にしたり、オープンにしたり、少し隠してみたり。

    今回も良いお客様に恵まれ

    とても心地の良い空間になり

    良いお仕事ができました。

    最後に。

    独り言。

     

    建築資材の高騰や、人件費の高騰で、住宅の価格が高くなっているため

    どこかでコストを下げる必要があると思います。

     

    僕が思う無駄なコストとは、

    設計士さんの費用、営業マンさんの費用、監督さんの費用が

    大きすぎると感じております。

     

    社長自ら動いてトータルでこなせれば、

    最高のコストパフォーマンスだと思うのですが。

     

    日々成長いたしますので、よろしくお願いいたします。

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