とやま県産材アドバイザー養成研修会
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先日、富山県産材アドバイザーになるために、養成研修会へ行ってきました。
富山県産材アドバイザーの役割とは
①県産材利用について、県民の方々にアドバイスをする
②県産材の活用に関して、県に提案や情報提供ををする
③県産材の利用について、県と協力しながら推進する
3回研修会があるのですが、今回は2回目の日で、
バスに乗って、タテヤマスギを植栽をして、手入れされている山の見学へ行きました。
ここは、約60年前程に、植えられたそうで
植栽をした時の1ヘクタール[ha](100m×100m=10000m2)
あたりにつき、タテヤマスギが植えられていた本数が
約3000本だったのが、間伐作業をして、現在は約600本 になったそうです。
間伐とは、簡単にいうと、木々達に適度な間隔を持たせて、
お互いの成長を邪魔しないようする作業です。
たくさんの木が密集して育ってしまうと、太陽の光が地面に届かなくなり
地面の草達が生えにくくなってしまい、草の根っこが張らないので、表面の土が流れてしまい
土砂災害が起ったりします。怖いですね〜。
間伐はとても大事な作業なのだと痛感しました。
現状としては、「手間が膨大にかかるため」と「木材価格が安すぎる」事などで
間伐が全然出来ていない、手付かずの森林が多いということです。残念です。
それから、婦負森林組合 木材加工センターへ行ってきました。
富山で植栽されている木の割合が9割以上が
スギという事でたくさんのスギの木がありました。 ↑
手間暇かけた丸太と、
手間をかけなかった丸太と見比べるという事で
挽いて見せてもらいました。↓
ギュウィ〜〜〜ン!!
左は手入れされていないスギの木で、たくさん節があります。↑
右は手入れされているスギの木で、節は全然ないです。↑
もの凄い違いですね!!木材価格が高いのはもちろん右のほうですね♪
だけどモノ好きによって、左もいいと言う人もいると思いますが・・・
そして、富山県の木を使った富山の木でつくる会でもある
頼城工務店さんの現場へ行きました。
やっぱりスギの木の家は、やさしいというか
なんか落ち着く感じがあって
凄くいいな〜と思いました。
この1日で大変勉強になりました。また講習会が、もう1回あるので、
富山の木について、しっかりと
勉強したいと思います。