三年目のおうち見学会開催。屋根の形状。
三年前に建てさせて頂いたお客さんのおうちに行ってきました。
実は、完成した時の室内写真を撮っていなくて、カメラマンを連れて撮って貰いました。
このおうちは、外見はシンプルに作ってあって、
室内に入ると、昔からあったようなアンティーク調の、可愛いお部屋になってます。
そこで、お客さんにとんでもないお願い事をしてみたら、快く承諾してもらえましたので、発表したいと思います。
「おうち3年生。子育て2年生のママが、ワクワクて暮らす家(仮)」を開催します。
開催日時:2016年5月22日(日) 時間10:00~17:00 (1日のみ開催)
場所:魚津市六郎丸
完成:2013年6月
リビング風景
オリジナルキッチン
実際に住んで居られる「子育て真っ最中の奥様」と直接お話ができる見学会です。
実際の住み心地や、「あーしておけば良かったなぁ」と思う事や、実際にお部屋の中に入ってみて、気になる所など奥様に質問してみよう!
尚、この見学会は「ご予約優先」でのご案内させて頂きます。
ご予約されたお客様が見学されている場合、予約せずにご来場頂いたお客様は、
混雑のためお待ちいただく可能性がございます。
ご予約受付時間は、10時、11時、1時半、2時半、3時半でとさせていただきます。
メールもしくは、お電話でのご予約お願いいたします。
メールでのご予約はコチラ→予約
お電話でのご予約は、携帯電話→090-4686-6953(廣瀬まる将人、直通)
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「屋根の形状について」
住宅団地に行くと、よく見かける様な、おうちだと思います。
下のパース図は、適当に書いた物なので、窓は配置してません。
この屋根の形は、「寄せ棟」と言われる屋根の乗せ方です。
上から見ると、とても複雑な形をしています。山がたくさんあって谷もたくさんあります。
屋根の形状が複雑な程、雨漏りしやすくなる危険性があります。
なんで、こんなに複雑な屋根になってしまうかと言うと、おうちの形よりも先に、間取りから先に決めてしまうからですね。
間取りのバランスが悪いから、シンプルな三角屋根にしようと思っても、出来ないんですね。
そこで、「寄せ棟」の形状にしてしまえば、間取りのバランスが悪い事を、ごまかす事が出来るんですね。
↑ しかも、平面図を書けば、パソコンが勝手に自動で、「寄せ棟」に書いてくれるのです。
言ってみれば、素人でも出来るんです。
もう一度。「間取りが複雑になったら、寄せ棟で、ごまかす。」これ鉄則。
まる工務店は、いかにシンプルに形を整えるか、を考えてプランを書いています。
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以前、おうちを建てたい。と相談に来られた方がいたのですが、平面図は自分で書いて、ちゃんとバランス良く書かれてると思っていたのですが、屋根の形で悩んでおられて、「こんな形にしたいんですけど。」と見せられた物がコレ。↓(簡単にパース図を書いてみました)
初めてみた。「画期的屋根と呼ぼう。。。」と思いつつ、
(屋根の形の種類)
なんで、この屋根が良いんですか?って聞いた所、「屋根裏を広く使いたい」と答えました。
なるほど。言ってる意味は解かるけど、この形は無いわ。
なぜなら、大雨になると、屋根先の四隅から、小便小僧になるからです。
シンプルな屋根の方が素敵だし、屋根裏を十分に使える事を伝えたんですが、
どうも、「画期的屋根」が気に入ってるようでした。
喉から手が出る位に、お仕事をさせてもらいたかったのですが、この屋根は絶対に作りたく無いと思っていたので、その気持ちが伝わったのか、結果。
中堅の建設会社で、ご要望どうりの「画期的屋根」で、そのままの形で建ってました。
おそらく、そこの会社の設計士さんと営業さんも、この屋根のダメな所を解かってたと思います。
お金儲けだと割り切って、お客さんのご要望をそのまま聞いて作ることも可能でしたが、「いいおうちを建て続けたい」と思い続ける僕には、出来ませんでした。