明治時代は低かった。僕も低いけど。天井。
オヤジの作った、最高傑作満開。
皆から見えにくい所から逆撮影。
芝桜。
道路から、芝桜を写真で撮るときに、自然と社名が入り込んでしまうと言う
画期的なシステムを開発。
無許可で撮影OKですよ♪
足を止めて眺められる方たくさん。
皆さん癒され中。
魚津のプチ観光場所絶賛公開中。
ベテラン大工さんも絶好調。
明治時代に建てられた建物を見学。
何とも言えない空気感。
素敵。
天井板は、明治時代の屋久杉。ランマもセンスが伺える。
写真撮り忘れたけど、お風呂も素敵。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お部屋の天井の高さ」について
一般的なお部屋の天井の高さは、いくつなのか皆さん知っていますでしょうか?
基本は8尺です。約2420㎜(2m42cm)
高くて、2500㎜~2750㎜程度でしょうか。
「天井が高いほど良い」から「解放感がある」とか「高級感がある」とか
思ってる方が、たくさん居ると思うのですが、僕の考えでは「いいと思って無いです。」
むしろデメリットの方が多いと考えてる。
一般的な、トイレの天井高さ2420㎜とか意味分かんない。。。
簡単に、おうちの高さが分かるように書いてみた。↓
●左に書いてある図面が、いわゆる一般的なおうちの高さ。
(天井高さ1F2750㎜で2Fが2500㎜。建物全体の高さが6240㎜)
●右に書いてある図面が、まる工務店が実際に建てたおうちの高さ。
(天井高さ1F2400㎜で2Fが2250㎜。建物全体の高さが5640㎜)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6240㎜-5640㎜=600㎜(60cm)
左と右では、建物全体の高さの差が600㎜も違うし、
建物は4面もあるからね。
これだけの高さの差があれば、例えば外壁を塗り壁にした場合、
かなりの材料費が違ってくる事が分かると思います。
ざっくり、分かりやすく書くと、
1、外壁面、内壁面共に材料代が掛からない。(良い材料が使いやすくなる)
2、階段が低くなるから、登り降りしやすい。(メッチャ楽)
3、建物全体の空間が少なくなるから、冷暖房費がかからない。(メッチャ、エコ)
4、建物が低くなってるから、強い。(柱が長かったら、曲がりやすいでしょ。短いほうが曲がりにくい。)
5、外から見て、見栄えが良い。(控えめな、おうち)
6、換気計画がしやすい(空間が少ないから)
7、室内にクモの巣が出来ても掃除しやすい。(笑)
しかし、おうちを低くする事によって、配管等の通すスペースとか、
建具の納まりや、照明器具の選定等とか、
色々と考えなくちゃいけないので、必然と設計力が必要になってくるのね。
言って見れば、身長の大きいおうちの方が設計しやすいんですよね。
(平面図と立面図だけ書けば、大工さんがビニールで覆われた既製品を使って、勝手に作ってくれる。)
↓「平屋の家」は、すべてのお部屋が天井高さ約2235㎜です。
これは、既製品のアルミサッシの高さを当てはめると、この天井高さになる。
オーダーで作ったアルミサッシは高くなるからね。
どうでしょうか?
天井は、低く感じますか?
僕は全然気にならな~い。
建具も天井まであるから、開放的な感覚になるんですね。
設計難しくなるけど・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブログ書いてる人。